散歩に出たらけっこう濃い霧が出ました。早朝なのにちょっと不気味。
遠くがぼんやりして、ある程度近くにならないと何なのかはっきりしない。視覚に頼ってると不安になる状況ですが、ワンコたちには優れた嗅覚があるので平気なのかな?
翌日が【日食で夏至で新月】でした。こんな組み合わせは江戸時代ぶりか?!というほどレアでして、占星術的にわりとすごい日だったのだそうです。
今回の新月は『蟹座』で起きたので、家族や地域などの共同体的なものにスポットが当たるとか。身近な人々との間にちょっとした見直しが生じたり、傷を癒したり、そんな1ヶ月になるのかな。家族…う〜ん、何だかますますモヤモヤしてきました。
昔から、自分の家族に居心地の悪さというか、違和感を感じてて…。映画やドラマを見ていても、他人の家を見ても同じ。ずっと『何でだろう〜』って考えてきたのですが、最近になって確信したのは、根底に潜んでいる『おカネ』と『承認欲求』の問題。
この社会って、誰もが『高級品』になろうとして、過剰なまでに頑張っているように思えるのです。
それはつまり『この人物には高値の価値がある』と、社会的に『承認』されること。
TVなんかでよく『お金で買えない価値が云々…』と言ってますが、本気で言ってる?!
まあ、もちろん、その業界に限ったことではないですが…。
せめて家族の中くらい、お互いに『自分は自分』でよくない?と思うのですが、逆に家族だからこそ『そんなんじゃ世の中に通用しない子になるんじゃないか』って心配になってしまうようで。
『低級品』『世の中に通用しない』=『負け組』『食べていけない』
そうなるのをみすみす放っておいていいのか。それもよくわかります。
ただし、これまではその価値観に正当性があったかもだけど、これからはどうなんだろう。本格的に情報化社会になって、稼ぎ方もコミュニケーション手段もここ40年くらいでものすごく変わった。
占星術でここ40年の変化といえば、『魚座時代』から『水瓶座時代』への移行です。
これは、地球の歳差運動によって、『春分点』が2160年ごとに星座を移動する…というもの。
要するに『キリスト生誕』以来2160年ぶりの超ビッグな変化ってことです。
…2160年ですよ…?!これが本当なら、今ってすごい時代じゃありませんか?
これまでのような『絶対的な権威を信じて従う生き方』がルールだった、長い長ーい時代がようやく終わりかけているというのです。
インターネットもものすごい勢いで普及し続けているので、水瓶座らしい『個と知性を重んじ、一つ所に縛られない生き方』がますます主流になっていくでしょう。
政府や経済界が何をしたって、もう大勢の人間を動員して大量生産・大量消費する時代には戻らない。それは多くの人が、多かれ少なかれ感じていると思います。
女性の生き方もとんでもない変化を遂げるかもしれません。
魚座から水瓶座に時代が移行するってことは、その対極に位置する星座が女性の生き方を象徴するので…乙女座から獅子座に移行するっていうことになるんです。
3歩引いて慎ましく従う『乙女座』的生き方から、一気にお立ち台の華として輝く『獅子座』的な生き方へ。(どんだけ極端な変化じゃ!)
若い人はすでに新しい時代感覚を持って生まれてきているはず。
問題は私も含む中高年ですね〜。子供の頃から常識として培ってきた価値観を見直すって、それはもうキツイです!
けれど、人間の歴史ってそんなことがよく起こっていますよね。明治維新では一気に西洋化が進んだし、武士がいなくなって社会制度は変わるし、当時の人々は本当に大変だったと思います。
また、私の父世代は、終戦と同時に教科書のあっちこっちをスミで塗りつぶされました。学校から『今まで教えたことは、なかったことにしてね』と言われたわけです。
現代も、そんなことが起きても不思議のない状況になってきたなと思います。
日本で言えばもう20年以上デフレ不況で出口も見えないとか、社会インフラ古くなったけどどうするの?とか、年金って続くの?など、いろいろ、あっちこっちほころびてきてるのに、なすすべもなし。
今までは、一生懸命頑張って『上』に認められないと成功できない時代でした。
でも、もう『上』は混沌に向かう一方で、何の方向性も提示してくれそうにありません。
望むと望まざるに関わらず、私たちは個性を確立して自立して生きる方向に進むしかないように思えます。
私としては、その流れに大いに期待してます。
映画・出版など様々な創作活動が『いくら儲かるか』じゃなくて、『何を創るか』を追求できる世の中になってほしい。
そんなの無理なのかなって思っていたけど、このまま流れが変わったら面白くなりそうじゃないですか!!
ワンコなど、動物をめぐる問題だって、いい方向に行ってほしい!
『人』が大好きなキアやぶっち、ガリガリに痩せて『人』に捨てられていました。
犬を大切にする猟師さんもいますが、モノとしてしか見ないような人も確かにいる。
なぜかこの実態を数ある動物番組で見たことがありません。
可愛い盛りの子犬や子猫を連れてきて、タレントさん達が『カワイイカワイイ!』ともてはやす番組ならたくさんありました。
やっぱりスポンサーの問題なんでしょうか。経済活動の足を引っ張るネタは、完全に闇の中です。
ペット業界で食べている人がいる。ワクチンで商売してる人がいる。承認欲求のために保護活動して、結果的に破綻する人がいる。
…だけど、個人個人を攻撃してもキリがない。蛇口を閉めない限り、問題は次々と排出され続けます。もっと大きな、構造的な問題です。だからこそ、みんなでよく考えて、経済の構造を変えればきっと良くなる。他人に承認されることより、自分の中に軸を持つことが重視される社会になれば、きっと良くなる。
そんな妄想はどこまでも広がるけど、現実にこれだけ大きくなった構造が、戦争もなしにガラッと変わるなんて…そんなこと本当に可能なのかなぁ。
結局権力者が入れ替わるだけで、このまま経済の弱肉強食が続いたらもう最悪。
戦争なんて、もっとも〜〜〜っと最悪。
そんな感じで、現実はまだまだ深い霧の中。
でも星は未来の希望を示してくれています。明日は、来年はどうなるかわかりません。ヘソを曲げずに今日も頑張ろう〜!
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