ほぼ一年ぶりの投稿です。色々とありましたが、おかげさまでキアもぶっちも健やかに過ごしております。あれだけ大変だったお散歩も、最近はほとんど問題ないんじゃね？って思うほどです。
キアの問題は『猟犬スイッチ』。まあ、角を曲がった途端に猫が至近距離に現れたりしたら、今でもやっぱり大変ですけどね。
ぶっちくんの問題は、他の犬に吠えるという事でした。誰にでも吠えるわけではないのですが、共通項がわからない。
吠え始めたら相手に飛びかかろうとするので、それを制止するのが大変なのです。とにかくチカラが強い！どうかすると、転んで引き摺られる…。
最近も全く無いかといえば嘘になるのですが、以前に比べたら目覚ましい進歩です。
思えばキアぶっちが来てから３年。
石の上にも三年とはよく言ったもので、時間が解決してくれることもあります。ただ時間をかければいいとは言いませんが、毎日の積み重ねが大事というのもまた真実。
とはいえ、３年間悩みに悩んだ末、時間が解決というのも腑に落ちない。
本当のところ、どうだったんだろう。これで正しかったのか？
特にぶっち。なぜ他の犬に吠えるのか？私たちとの関係や、環境に問題はあったのか？最近我慢できるようになってきた理由は何だろう？もっと早く改善する方法はあったのか？
これらのギモンに答えを見出すべく、先日夫と2人、プロのドッグビヘイバースペシャリストさん（犬の心理行動学の専門家）のカウンセリングを受けてきました。時代は変わりましたね。犬の問題行動といえば「躾でなおす」トレーナーさんでしたが、最近は犬の心理を学んで、飼い主側が適切な対応をとることが主流になりつつあるようです。アメリカ在住の「MASUMI」さん、Youtubeの「ポチパパさん」も有名ですよね。
１時間でしたが、それはもう濃密でした！勉強になったし、おもしろかった。
３年間の自習期間を経ていますからね。聞きたいことリストもしっかり作って、ぶっちが他のワンコに吠えて突進する動画も見ていただいて。
この時に聞いたことは、忘備録として、これから何回かに分けてブログに書き留めておこうと思います。（え、今日じゃないの？ww）
いろんな謎に答えが出るって、爽快ですよね。
そして、最後に思ったのは『エネルギー』という概念。前にも書きましたが、『猟犬を飼うにはテレパシーが使えたり、一種の悟りに至らないとダメなんですか？？？』という最初の疑問に対する答えが『エネルギー』なのかなと思っています。
『エネルギー』は目に見えません。でも実はこの世界も私たちも、そういう見えないチカラで出来ている。量子物理学が発達して、科学とスピリチュアルの境界が溶けつつあります。意識、無意識、思考、精神などもエネルギー。目に見えるものだけで何もかも解決できると思う時代ではなくなろうとしている。つまり、私たちが思う事、考えることもエネルギーで、何かを動かしたり変化させたりするパワフルなものなのです。思考を甘く見てはいけません。
体力ギリギリの体格。２匹揃うとチカラでも躾でもどうすることもできない。彼らと安全に散歩するために、自分と向き合い、エネルギーについて考える方向に追い立てられて来た気がします。キアとぶっちはこれを教えにきてくれたのかなぁ、と思う今日この頃なのでした。
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